更新日:2022/06/13
リモート接続サーバーが高負荷の場合は、ランチャーからアプリケーションを起動しても、エラーメッセージが表示されず、リモートデスクトップ接続に失敗することがあります。複数のユーザーが同時にリモートデスクトップした際に、異常な高負荷にならないようにスケーラビリティを考慮した環境構築を行ってください。
複数SKYDIV環境同時利用機能を利用している環境の場合、端末内のポリシーの書き換えなどを行うため、複数SKYDIV環境同時利用関連設定が異なる接続先への切り替えはできません。ランチャーの起動時に設定が異なる接続先を選択するか、同じ設定にする必要があります。
Linuxシンクライアント端末でリモートデスクトップ接続を行うと、起動する画面サイズは、常に最大化表示になり、UI上では画面サイズの変更はできません。最大化表示を解除する場合は、リモートデスクトップ接続中にキーボードの[Ctrl]キーと [Alt]キー、[Enter]キーを同時に押してください。
Linuxシンクライアント端末では、RemoteFX USBデバイスのリダイレクトには対応していません。
リモート接続サーバー(Linux)環境の場合、Linuxシンクライアント端末(HP t430 Thin Client)のランチャーからインターネットを経由したリモートデスクトップ接続はできません。
Linuxシンクライアント端末(HP t430 Thin Client)からリモートデスクトップ接続をする場合、設定にかかわらず、公開アプリケーション上にマーカーは表示されません。
リモート接続サーバー(Linux)環境の場合、Linuxシンクライアント端末(Wyse 5070 Hybrid ClientやWyse 3040 Thin Client)のランチャーからリモートデスクトップ接続はできません。
Ubuntu 22.04やUbuntu 16.04は、インターネットを経由したリモートデスクトップ接続はできません。
Ubuntu端末でのリモートデスクトップ接続の機能の対応可否は次のとおりです。OSのバージョンや製品によって異なります。
リモートデスクトップ接続の機能 | Ubuntu | Linuxシンクライアント端末 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
16.04 | 18.04 | 19.10 | 20.04 | 22.04 | Wyse 3040 | Wyse 5070 | HP t430 | |
Remote App(公開アプリケーション) | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
Remote FX USBリダイレクト | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
オーディオ録音デバイスのリダイレクト | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
スマートカードのリダイレクト※1 | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
クリップボードの共有※2 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
ディスクドライブの共有 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 対応※4 |
プリンターのリダイレクト | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
ビデオキャプチャーデバイスのリダイレクト | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
RD ゲートウェイ | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 | 対応 | 対応※3 | 対応 |
Azure Application Gateway | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
RD ゲートウェイの負荷分散については、注意事項があります。詳しくは、弊社までお問い合わせください。
公開アプリケーションは、タブレット端末やスマートフォンには対応していません。
動作確認を行った公開アプリケーションのWebブラウザは、Google Chrome 96~101、Microsoft Edge 97~101です。シークレットモード(InPrivate ブラウズ)やゲストモード、GPUレンダリングでは利用できません。また、プロフィール(プロファイル)の追加に対応していません。
コンテナイメージの構築は、インターネットに接続できる環境で行ってください。
ユーザーの所属ドメインと信頼関係のある別ドメインに所属するリモート接続サーバー(Linux)の環境の場合でも、サーバーとユーザーの所属ドメインが異なるため、リモートデスクトップ接続ができない場合があります。
Windows 10 LTSB 2016 Edition、Windows 10 Version 1607の場合、公開アプリケーション上でブラウザ版のWeb会議アプリケーションを利用すると、マイクやスピーカーで音声を認識したタイミングで一定時間フリーズする場合があります。Windows 10 Version 1703(ビルドバージョン15063.13)以降を利用してください。
シンクライアント端末(利用者PC)でコピーした画像をアプリケーション(ブラウザ)へ貼りつける場合、画像サイズや通信状況によっては、データの貼りつけに失敗することがあります。
次の場合、クリップボードの共有が許可されていても、クリップボードを介したデータの共有は適切に行われません。
・1MBを超えるテキストデータで全角文字を含むときは、全角文字が正しく表示されません。
・テキストデータにサロゲートペア文字が使用されているときは、正しく表示されないか、貼りつけできません。
・ファイル名にサロゲートペア文字が使用されているときは、正しく表示されません。
・2GBを超えるファイルは貼りつけできません。
・フォルダは貼りつけできません。
対応しているシンクライアント端末(利用者PC)は、Windows 11、Windows 10、Windows 7 SP1以降、Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、macOS 12.0(Monterey)、macOS 11.0(Big Sur)、macOS 10.15(Catalina)、macOS 10.14(Mojave)、macOS 10.13(High Sierra)、Ubuntu 20.04.03です。
対応しているリモート接続先の端末は、Windows 11、Windows 10(1809以降)、Windows Server 2022、Windows Server 2019です。
動作確認を行ったWebブラウザは、Google Chrome 69~101、Mozilla Firefox 62~100、Microsoft Edge 79~101、Safari 13.1~15.5です。
・ Google ChromeやMicrosoft Edgeは、IPv6通信では利用できません。
Webブラウザの画面サイズの上限は、3840×2160です。
HTTP通信の設定の場合、マイクリダイレクトは対応していません。
リモートデスクトップ接続時に動画を視聴する場合や、描画の更新頻度やネットワーク通信負荷が高いアプリケーションを起動する場合は、GPU搭載のシンクライアント端末(利用者PC)を推奨しています。GPU非搭載のシンクライアント端末(利用者PC)では、描画崩れや音声の入出力が正常に行われない場合があります。
ロードバランサーをMicrosoft Azure上に配置する場合、Azure Load Balancer(L4)は、セッションが維持できないため利用できません。
本機能は、日本語キーボード(106/109 キー)と英語キーボード(101/102 キー)のキーボードレイアウトを設定できます。Safariの場合、7日間でキーボードレイアウトの設定が初期化されます。再度設定してください。
キーボードレイアウトを設定しても、次のキーを使ったキーボード操作はできないことがあります。
・Windows端末の場合 : [Windows]キー、[Alt]キー、[Fn]キー、アプリケーションキー(メニューキー)
・Mac端末の場合 : [Command]キー、[かな]キー、[Option]キー、[Fn]キー、[Caps Lock]キー、テンキーの[Clear]キー、英語入力の切り替え([Shift]キーと[Control]キー、[;]キー)、日本語入力の切り替え([Shift]キーと[Control]キー、[j]キー)、かな切り替え([Control]キーと[Space]キー)※1
・Ubuntu端末(Mozilla Firefox)の場合 : [Caps Lock]キー
本機能では、次の機能は利用できません。
・公開アプリケーションのマーカー表示
・リモートデスクトップ接続時のシングルサインオン
・USBデバイスやドライブ、ビデオ、プリンターのリダイレクト
・タッチパネル操作には対応していません。
VDI利用の場合、Sysprep実行済みのイメージをマスターイメージに使用すると、カタログ作成に失敗する可能性があります。作成に失敗したときは、Sysprep未実施のイメージをマスターイメージに指定し、カタログを作成してください。
リモート接続サーバー(AVD)カタログでは、Windows 10 マルチセッション OSは対応していません。
仮想端末(VDI)カタログでは、Windows 8.1(無印)のエディションはマスターイメージとして使用できません。
仮想端末(VDI)カタログの専用端末と共有端末は、動的メモリ設定には対応していません。動的メモリが有効になっている仮想端末のチェックポイントをマスターイメージとして選択はできますが、複製時に静的メモリが適用されるため、変更はできません。
仮想端末(VDI)カタログの専用端末と共有端末は、Windows Server フェールオーバークラスター(WSFC)利用可能時のみ、複製時に仮想NICのMACアドレスを静的に設定します。
「マスターイメージ管理」では、Windows 10からWindows 11、Windows Server 2019からWindows Server 2022へのOSアップグレードの適用は対応していません。
Webブラウザ上で拡張機能「SKYDIV Desktop Client」を有効している場合に利用できます。
本機能は、Ver.4.2以降で利用できます。Webブラウザの仕様が変更された場合、本機能を利用できなくなる可能性があります。
動作確認を行ったWebブラウザは、次のとおりです。
・Windows端末の場合、Internet Explorer 8.0~11.0、Microsoft Edge 80~101、Mozilla Firefox 62~100、Google Chrome 66~101
・Mac端末の場合、Safari 13.0~15.5(macOS Mojaveの場合はOSバージョン10.14.4以降が対象)、Google Chrome 66~101
Google ChromeやMicrosoft Edgeのゲストモードでは利用できません。
Webブラウザの起動が制限されている端末(Windows 10 IoT Enterprise搭載端末のキオスクモードなど)では利用できません。
Google ChromeやMicrosoft Edgeで拡張機能に必要なアプリケーション(cmd.exe)の実行が制限されている端末では利用できません。
本機能は、Ubuntu端末のランチャー、Webランチャー、タブレット端末、スマートフォンには対応していません。
本機能が対応している製品は、次のとおりです。
・OPSWAT社製MetaDefender Core
本機能は、組織外端末用ランチャー、Webランチャー、タブレット端末、スマートフォンには対応していません。
Webブラウザ上で本機能を使用する場合は、Webブラウザ上で拡張機能「SKYDIV Desktop Client」を有効にする必要があります。
動作確認を行ったWebブラウザは、Microsoft Edge 80~101、Mozilla Firefox 62~100、Google Chrome 66~101です。Mozilla Firefoxは、リモート接続サーバー(Linux)カタログ利用時は対応していません。
共有端末(VDI)の場合、インストールしたSKYSEA Client Viewをアップデートする機能はありません。共有端末上のSKYSEA Client Viewをアップデートするには、仮想端末の再作成にて端末を再作成する必要があります。
共有端末(VDI)は、ログオフ後にチェックポイントがロールバックされるため、ログオフの前にSKYSEA Client Viewのログのアップロードが完了しない場合は、ログが消えてしまう可能性があります。
SKYDIV Desktop Clientは、海外での販売、サポートには対応いたしません。