
大規模ユーザ向けシンクライアントシステム
SKYDIV Desktop Client機能のご紹介
利用者が初めてでも使いやすく、管理者が運用しやすいシンクライアントシステムを目指して、各種機能・設定をご用意しています。
利用者が初めてでも使いやすく、管理者が運用しやすいシンクライアントシステムを目指して、各種機能・設定をご用意しています。
使いたいときに、アイコンをクリックしてすぐに仮想環境でインターネットやアプリケーションが起動できます。起動後の操作感は、ローカル環境でご利用いただく場合と変わりません。
複数の環境の使い分けもランチャー画面で簡単に
利用者が使う仮想端末(アプリケーション)が複数ある場合には、ランチャー画面を表示して選択できます。
マーカー表示でローカル環境と区別しやすい
仮想環境のウィンドウをマーカー表示することで、利用者がローカル環境のアプリケーションと区別しやすいように設定できます。また、マーカーの色や大きさなどを変更できます。※1※2
Windows搭載PC以外でも、MacやLinux、iPad、Chromebook、Android端末など、さまざまな環境でご利用いただけます。
動作確認製品に関する情報は、こちらをご覧ください。
SKYDIV Desktop Clientでは、ユーザーが使用するOSやアプリケーションを一つにまとめた「カタログ」を管理画面上で準備し、部署やユーザーに割り当てることができます。カタログごとの仮想端末の割り当て状況や、ユーザーのログオン状況も一覧で把握でき、管理しやすいのが特長です。
カタログの作成や、部署・ユーザーへの仮想端末の割り当て、マスターイメージやユーザーの管理が管理画面上で行えます。カタログごとの仮想端末の割り当て状況や、ユーザーのログオン状況を一覧で把握することができ、管理しやすいのが特長です。
カタログ作成時には、必要な設定が理解しやすいように、仮想化の方式や「フルクローン(専用端末) / リンククローン(共有端末)」「公開デスクトップ / アプリケーション」などの設定について、イラストとヒントでわかりやすく解説。複雑な設定なしで、仮想端末の準備が行えます。
環境の構築に必要な各種サーバーの追加・削除や、パフォーマンスの確認など、必要な作業が画面上で行えます。また、センターサーバーから各サーバーへ定期的に通信確認を行い※、通信できない場合は管理者に通知することも可能です。
各サーバーのメモリ使用率やネットワークの送信・受信量など、パフォーマンスに関する情報をグラフで視覚的に確認できます。リソースの使用状況やネットワークの負荷状況など、サーバーの稼働状況を定期的に確認したり、トラブル発生時の状況把握や問題の切り分けに活用いただけます。
SKYDIV Desktop Clientが出力するシステム稼働ログや、OSが出力するイベントを収集・管理。サーバーの障害が発生した場合に、該当するサーバーのログを絞り込んで確認することで、原因の調査などに活用いただけます。
複数の項目を指定して検索することで、的確に必要なログを絞り込むことができます。
管理者と利用者の操作など、SKYDIV Desktop Clientのシステムの動作状況に関するログを収集。
利用状況 | ログオン / ログオフ接続先のサーバー名組織外PCの認証状況仮想端末の割り当て失敗 など |
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システム状況 | サーバーの常時監視パフォーマンスのアラート発生電子証明書の期限切れ管理者へのアラートメールの送信失敗仮想端末をクラスターへ登録・移動・削除 など |
設定変更 | 仮想端末の作成やバックアップ実行など、管理機で設定した操作履歴 |
各サーバーのWindowsイベントログをまとめて収集し、あらかじめ設定しておいたログが発生すると、アラートとして管理者に通知。
サーバーのメンテナンス作業時に、仮想端末への新規の接続を禁止する「メンテナンスモード」へ素早く切り替えが行えます※。また、管理画面上で仮想端末の利用状況を確認したり、仮想端末のログオフ / 電源OFFも行え、スムーズに作業が開始できるよう支援します。
仮想端末の接続状況をサーバーごとに一覧で確認しながら、メンテナンスモードなどへの切り替えが行える画面を用意しています。定期的なメンテナンスに備えて、モードの切り替えをスケジュール設定しておくことも可能です。
朝の始業時間に多台数のPCが仮想端末を一斉に起動しようとした場合には、サーバーの負荷が急激に高まり、起動に時間がかかってしまうことがあります。管理者が事前に起動スケジュールを設定し、仮想端末制御ホスト内の仮想端末を順次起動しておくことで、各PCからスムーズに仮想端末に接続することができます。
始業時間の何時間前から仮想端末の起動を開始させるかなど、定期的なスケジュール設定が可能です。夏季休暇や年末年始など、起動させない除外日程も指定しておくことで、長期的な起動スケジュールを組んでおくこともできます。
サーバーの負荷分散や、万が一の障害発生に備えて、複数の仮想端末制御ホスト間で仮想端末の移動が可能な「クラスター環境」に対応。システムトラブルが発生した場合にも、業務停止期間を最小限に抑えることができます。管理画面上では、構築されたクラスター環境や各ホストに登録された仮想端末の状況などが確認でき、仮想端末を手動で移動させることもできます。
仮想ディスクの破損や、仮想端末のウイルス感染などのトラブルが発生した場合を想定し、個々の仮想端末のデータをバックアップ、リストアできる機能を搭載※。定期的なバックアップが正常に行われていない場合には、管理者にアラート通知する仕組みも用意しています。
Microsoft SQL Serverの冗長化管理など、重要な管理業務に関する操作権限を、特定の管理者(特権管理者)に限定することで、セキュリティの強化を図ることができます。特権管理者は、Active Directoryのセキュリティグループ単位で指定できます。
仮想端末が起動できないなどの問題が起きた場合には、問い合わせ番号が記載されたエラーメッセージを利用者のPC画面に表示※。利用者が状況をうまく説明できない場合でも、管理者はその番号からトラブルの詳細を把握できるため、対処が素早く行えます。
管理者は、ユーザーからの問い合わせ番号を専用画面で検索することで、エラー内容と対処方法を確認できます。
仮想端末に対する、Windows 10の機能更新プログラムの適用を支援します。VDI方式をご利用の場合に、管理画面上で機能更新プログラムとマスターイメージを選んで実行することで、仮想端末にリモート接続せずにアップデートが行え、作業効率化につなげていただけます。
仮想端末のカタログ更新時や、ユーザーがランチャーを起動する際に、自動でアップデートや更新プログラムの適用が行われる設定を用意。仮想端末制御ホストなどのサーバーの自動アップデートも行え、更新作業を効率的に実施していただけます。
仮想端末上でWeb会議システムを利用する際に、Webカメラで取り込む画像の設定などを管理者が一括で行えます。使用するカメラの種類に関係なく画質や通信帯域が調整でき、ネットワーク負荷を軽減することで安定してWeb会議システムをご利用いただけます。
システム管理 | システム構成 | サーバーの稼働状況の把握、ライセンスの設定、仮想端末で使用するネットワークの設定、仮想端末を起動するスケジュールの設定などが行えます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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パフォーマンス確認 | メモリ使用率やネットワークの送信・受信量など、各サーバーの情報を収集し、グラフ化して確認できます。また、CPU・メモリなどの使用状況を監視し、異常があった場合に通知が行えます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ログ閲覧 | システム稼働ログやイベントログを閲覧できます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
サーバーメンテナンス | サーバーの常時監視の停止など、メンテナンス時のモードの切り替えが設定できます。サーバーに接続しているユーザーのログオフや、仮想端末のシャットダウンなども行えます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SQL Server冗長化管理 | 冗長化(クラスター)構成の作成や管理が行えます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クラスター構成仮想端末管理 | フェールオーバークラスター構成(WSFC)の環境を構築している場合に、クラスター構成への仮想端末の登録や、別の仮想端末制御ホストへの移動が行えます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
システム管理設定 | 管理者の追加・削除、アラート発生時のメール通知設定やログの設定などが行えます。また、ログをsyslogサーバーに送信するように設定できます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Microsoft Azure管理 | 作成した仮想端末やマスターイメージを「Microsoft Azure」上で使用するために、サブスクリプションやリソースグループの情報などの管理・設定が行えます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カタログ管理 | 作成・編集・削除 | カタログの作成、仮想端末の追加や削除、再作成、設定変更が行えます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
マスターイメージ管理 | 仮想端末に使用するマスターイメージ(チェックポイント)の更新・削除や、Windowsの機能更新プログラムの適用が行えます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運用管理 | 利用割当ユニット管理 | 部署別・ユーザー別に使用できる仮想端末、アプリケーションを管理できます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ユーザー管理 | Active Directoryを基にしたユーザー管理が行えます。組織外や、タブレット端末・スマートフォンを使用する際の利用状況の確認、各種設定なども行えます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
利用設定 | セキュリティ設定 |
USB接続のディスクドライブを利用禁止にするなどのセキュリティポリシーを設定できます。
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リモート接続設定 |
操作が一定時間なかった場合は切断するなど、画面転送に関するポリシーを設定できます。
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その他 | ユーザー問い合わせ対応 | エラーメッセージに記載された問い合わせ番号を検索することで、エラーの詳細や対処方法が確認できます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ユーザー認証 | 仮想端末へのログイン時に、Windowsスマートカード認証や、顔認証・静脈認証などの生体認証を活用できます。 |