Ver.4.3制限事項

更新日:2022/03/17

    ランチャー機能について

    リモート接続サーバーが高負荷の場合は、ランチャーからアプリケーションを起動しても、エラーメッセージが表示されず、リモートデスクトップ接続に失敗することがあります。複数のユーザーが同時にリモートデスクトップした際に、異常な高負荷にならないようにスケーラビリティを考慮した環境構築を行ってください。

    複数SKYDIV環境同時利用機能を利用している環境の場合、端末内のポリシーの書き換えなどを行うため、複数SKYDIV環境同時利用関連設定が異なる接続先への切り替えはできません。ランチャーの起動時に設定が異なる接続先を選択するか、同じ設定にする必要があります。

    Linuxシンクライアント端末でリモートデスクトップ接続を行うと、起動する画面サイズは、常に最大化表示になり、UI上では画面サイズの変更はできません。最大化表示を解除する場合は、リモートデスクトップ接続中にキーボードの[Ctrl]キーと [Alt]キー、[Enter]キーを同時に押してください。

    Linuxシンクライアント端末では、RemoteFX USBデバイスのリダイレクトには対応していません。

    Ubuntu端末でのリモートデスクトップ接続の機能の対応可否は次のとおりです。OSのバージョンや製品によって異なります。

    リモートデスクトップ接続の機能 Ubuntu 16.04 Ubuntu 18.04 Ubuntu 19.10 Ubuntu 20.04 Wyse 3040 Wyse 5070 HP t430
    Remote App(公開アプリケーション) 非対応 非対応 非対応 非対応 非対応 非対応 非対応
    Remote FX USBリダイレクト 非対応 非対応 非対応 非対応 非対応 非対応 非対応
    オーディオ録音デバイスのリダイレクト 非対応 非対応 対応 対応 対応 対応 対応
    スマートカードのリダイレクト※1 非対応 対応 対応 対応 非対応 非対応 対応
    クリップボードの共有※2 対応 対応 対応 対応 非対応 非対応 非対応
    ディスクドライブの共有 対応 対応 対応 対応 非対応 非対応 非対応
    プリンターのリダイレクト 対応 対応 対応 対応 非対応 対応 対応
    ビデオキャプチャーデバイスのリダイレクト 非対応 非対応 非対応 非対応 非対応 非対応 非対応
    RD ゲートウェイ 非対応 対応 対応 対応 対応 対応※3 対応
    Azure Application Gateway 非対応 非対応 非対応 非対応 非対応 非対応 非対応
    • 利用設定の設定項目「スマートカードが取り外された場合の動作を指定する」は動作しません。
    • テキストのコピーのみ可能です。
    • Windows Server 2012 R2のRD ゲートウェイ経由での接続はできません。

    RD ゲートウェイ機能について

    RD ゲートウェイの負荷分散については、注意事項があります。詳しくは、弊社までお問い合わせください。

    リモート接続サーバー(Linux®)機能について

    公開アプリケーションは、Windows端末のランチャーおよび組織外端末用ランチャーに対応しています。Mac端末やUbuntu端末のランチャーや組織外端末用ランチャー、タブレット端末やスマートフォンの「タブレット端末利用」、Webランチャーでは利用できません。

    動作確認を行った公開アプリケーションのWebブラウザは、Google Chrome 96~98、Microsoft Edge(Chromium版)97~98です。シークレットモード(InPrivate ブラウズ)やゲストモード、GPUレンダリングでは利用できません。また、プロフィール(プロファイル)の追加に対応していません。

    コンテナイメージの構築は、インターネットに接続できる環境で行ってください。

    Webランチャー機能について

    対応しているシンクライアント端末(利用者PC)は、Windows 11、Windows 10、Windows 7 SP1以降、Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、macOS 12.0(Monterey)、macOS 11.0(Big Sur)、macOS 10.15(Catalina)、macOS 10.14(Mojave)、macOS 10.13(High Sierra)、Ubuntu 20.04.03です。

    対応しているリモート接続先の端末は、Windows 11、Windows 10(1809以降)、Windows Server 2022、Windows Server 2019です。

    動作確認を行ったWebブラウザは、Google Chrome 69~98、Mozilla Firefox 62~97、Microsoft Edge(Chromium版) 79~98、Safari 13.1~15.1です。
    ・ Google ChromeやMicrosoft Edge(Chromium版)は、IPv6通信では利用できません。

    HTTP通信の設定の場合、マイクリダイレクトは対応していません。

    ロードバランサーをMicrosoft Azure上に配置する場合、Azure Load Balancer(L4)は、セッションが維持できないため利用できません。

    本機能では、次の機能は利用できません。
    ・公開アプリケーションのマーカー表示
    ・リモートデスクトップ接続時のシングルサインオン
    ・USBデバイスやドライブ、ビデオ、プリンターのリダイレクト
    ・タッチパネル操作には対応していません。

    カタログ管理機能について

    VDI利用の場合、Sysprep実行済みのイメージをマスターイメージに使用すると、カタログ作成に失敗する可能性があります。作成に失敗したときは、Sysprep未実施のイメージをマスターイメージに指定し、カタログを作成してください。

    リモート接続サーバー(AVD)カタログでは、Windows 10 マルチセッション OSは対応していません。

    仮想端末(VDI)カタログでは、Windows 8.1(無印)のエディションはマスターイメージとして使用できません。

    仮想端末(VDI)カタログの専用端末と共有端末は、動的メモリ設定には対応していません。動的メモリが有効になっている仮想端末のチェックポイントをマスターイメージとして選択はできますが、複製時に静的メモリが適用されるため、変更はできません。

    仮想端末(VDI)カタログの専用端末と共有端末は、Windows Server フェールオーバークラスター(WSFC)利用可能時のみ、複製時に仮想NICのMACアドレスを静的に設定します。

    「マスターイメージ管理」では、Windows 10からWindows 11、Windows Server 2019からWindows Server 2022へのOSアップグレードの適用は対応していません。

    Webアクセス自動リダイレクト機能について

    Webブラウザ上で拡張機能「SKYDIV Desktop Client」を有効している場合に利用できます。

    本機能は、Ver.4.2以降で利用できます。Webブラウザの仕様が変更された場合、本機能を利用できなくなる可能性があります。
    動作確認を行ったWebブラウザは、次のとおりです。
    ・Windows端末の場合、Internet Explorer 8.0~11.0、Microsoft Edge(Chromium版) 80~98、Mozilla Firefox 62~97、Google Chrome 66~98
    ・Mac端末の場合、Safari 13.0~15.1(macOS Mojaveの場合はOSバージョン10.14.4以降が対象)、Google Chrome 66~98

    Google ChromeやMicrosoft Edge(Chromium版)のゲストモードでは利用できません。
    Webブラウザの起動が制限されている端末(Windows 10 IoT Enterprise搭載端末のキオスクモードなど)では利用できません。

    Google ChromeやMicrosoft Edge(Chromium版)で拡張機能に必要なアプリケーション(cmd.exe)の実行が制限されている端末では利用できません。

    無害化連携オプション機能について

    本機能が対応している製品は、次のとおりです。
    ・OPSWAT社製MetaDefender Core

    本機能は、Windows端末のランチャーに対応しています。組織外端末用ランチャー、Webランチャー、Mac端末やUbuntu端末のランチャー、タブレット端末、スマートフォンには対応していません。

    Webブラウザ上で本機能を使用する場合は、Webブラウザ上で拡張機能「SKYDIV Desktop Client」を有効にする必要があります。

    動作確認を行ったWebブラウザは、Microsoft Edge(Chromium版)80~98、Mozilla Firefox 62~97、Google Chrome 66~98です。Mozilla Firefoxは、リモート接続サーバー(Linux)カタログ利用時は対応していません。

    SKYSEA(自動インストール)機能について

    共有端末(VDI)の場合、インストールしたSKYSEA Client Viewをアップデートする機能はありません。共有端末上のSKYSEA Client Viewをアップデートするには、仮想端末の再作成にて端末を再作成する必要があります。

    共有端末(VDI)は、ログオフ後にチェックポイントがロールバックされるため、ログオフの前にSKYSEA Client Viewのログのアップロードが完了しない場合は、ログが消えてしまう可能性があります。

    海外での利用について

    SKYDIV Desktop Clientは、海外での販売、サポートには対応いたしません。

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